流量測定調査(超音波)


流量測定調査(超音波)
施設全体に、どれ程の漏水量が存在しているかを夜間の最少流量を測定することによって把握出来ます。また、仕切弁の開閉等により水管路を判別することも出来ます。夜間の最少流量は、各配水池に設置されているメータで流量を断続して測定することにより求められます。 また、調査区域内の配水量を通常の給水状態のままで流量分布を把握するために超音波流量計を用いて調査する事も出来ます。 超音波流量計は、流れ方向と同じ方向に発信した超音波の伝わる時間t2と流れる方向に逆らって発信した超音波t1との時間差は流速Vに比例します。 従って、この時間差を計ることによって流速を知ることが出来ます。一方、管内径Dから断面積を求め、流速と断面積の積から流量を知ることが出来ます。


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